2月
2月の始めから、サンカルロスに住むラスの叔母(アンティベス)と娘(タニヤ)、姉叔母(アンティサナ)がセブの我が家に来ていた。去年の後半に肺癌を診断され、化学療法をうけていたアンティベスが、放射線治療のためにセブの癌センターに通うことになり、我が家に宿泊することになったのだ。いつもサンカルロスに行くと、上げ膳据え膳で世話をしてくれる叔母に何かしてあげたいという気持ちでいっぱいだったのだが、逆にこちらがお世話になりっぱなしになってしまった。料理の上手なアンティサナとタニヤが子供たちのすきな食事をいつも用意してくれた。食後も食器洗いや掃除を手伝ってくれた。アンティサナは70歳の誕生日をむかえたばかりだが、健康ではつらつとしている。アンティ二人がサンカルロスで通う教会の牧師さんも、アンティベスのサポートとして週に3−4日泊まっていく。子供たちもやさしい4人に慣れて、いっしょの生活が楽しいようだ。振り返ると楽しい3週間であった。アンティベスは今週の金曜日に15日間の治療をおえた。
叔母たちの滞在中、アンティベスに会いに、親戚友人が遠くから近くから訪ねて来た。3週目の木曜日にはサンカルロスの甥っ子たち4の人、金曜日にはアンティベスの息子とオーストラリアに住む姪っ子夫婦がアンティに会いにきた。アンティベスの人望だなと思う。サンカルロスでは私たちが全く不自由を感じる事なく生活させてくれる叔母は、沢山の人たちに同じように愛情を込めてお付き合いしてきたのだろう。そして、土曜日には、カリフォルニアに住むアンティソニア(アンティベスのすぐ上の姉)が大きな段ボール3箱に沢山のお土産をつめ、明るい笑顔でやってきた。数えると、15人程の人間がこの小さな家の中にいた。みんなどこに寝ているのかと思うかもしれないが、床にマットレスをひいて寝たり、ソファアに寝たり、みんなそれぞれのスポットを見つけていた。
お客ラッシュの最中に、子供たちが待ちに待っていた私の両親が1週間遊びに来てくれた。両親の滞在中は、らすの叔母たちはゲストハウスに移り、それでも食事2食を作りに毎日我が家に足を運んでくれた。短い滞在であったが、家でカルタあそび、読み聞かせ、パズルなどして楽しく遊び、あとはセブにあるカモテ島に2泊してきた。きれいな白い砂のビーチを見下ろせる部屋で、両親も楽しんでくれたようだ。天候はあまりよくなかったが、それでもみんなでビーチで泳いだり、貝を集めたりする時間がもてた。お客も少なく、リラックスできた数日間だった。『子供たちと遊ぶ』という目的を全うし、満足して両親たちは帰って行った。よかった!
両親たちに、アンティたちに何かしてあげたいと思っていたが、逆に与えられ、感謝が溢れる。「主のために」と心を尽くしているつもりが、「主によって」愛され、恵みが与えられている。子供たちは、みんなに遊んでもらい、おもちゃまでプレゼントされて、大家族の生活を多いに楽しんでいた。神さまの愛の大きさに感動させられる。

0 Comments:
Post a Comment
Subscribe to Post Comments [Atom]
<< Home